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ドキドキワクワクプレキッズ!!

秋風が連れてくる心地よい香りが、冬の訪れを感じさせる今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

こんにちは。
1年ぶりのご無沙汰でございます。
今月のブログは上末吉園が担当します!(^∇^)ノ

早いもので、もう今年も残すところあと1ヶ月半。
「1年あっという間だったな~」なんて声をそろそろ聞く季節になってきました。
僕たちはこの思いと共に、もう1つ感じることがあります。

「今年もまたこの時期がやってきたか…」

この時期とは…?
そうです!プレキッズイベントです!!
今年もこの季節がやって参りました!

プレキッズイベントとは、4月からワオキッズに入園される年長さんを対象としたイベントです。
簡単に申しますと、実際に4月から通うワオキッズに来ていただき、先生やお友達といっしょに工作や体を動かす遊びなどを行い、少しでもお子様や保護者様の心配や不安を解消しようといったイベントでございます。
毎年、この時期11月に1回、1月に1回行っております。

僕たちはこの短い間ではありますが、お子様といっしょに遊び、楽しみ、触れ合うことで、少しでも子どもの性格や特性を知るきっかけになればいいなと思っております。
そして、自分たちのお子様のへ関わり方、または子ども達同士の交流を見て、少しでも保護者様に安心いただくことが目的でございます。
4月から大切なお子様をお預かりするという大きな使命感を改めて実感するのもこの時期からでございます。

「今の1年生も、あの時はこんな感じだったよなぁ…」なんて1年前を思い出しながら、今このブログを書いている次第です。

今回はその「こんな感じだったよなぁ…」というところから、「こんなに成長したんだなぁ…」と実感するまでに至ったエピソードをお話したいと思います。


それは、今からちょうど1年前に行われたプレキッズイベントでの出来事です。
当時年長さんだったAちゃんは、みんなから注目されるのが苦手な恥ずかしがり屋さんで、運動があまり得意ではない女の子でした。プレキッズイベントの時もお母さんといっしょにやる工作はできたのですが、先生やお友達といっしょにやるゲームなどには参加することができず、お母さんから離れられないでいました。
初めて会うお友達や先生、初めて来る場所、初めてやる遊び…これだけの慣れない環境がそろえば無理もありません。

僕たちも無理に誘おうとはせず
「はじめは見ているだけでいいよー」 「お母さんといっしょでもいいからね!」 「やりたくなったら教えてね!」
などと声をかけていましたが、その日はとうとう一度もみんなの輪の中に入ることはできませんでした。

その様子を見ていた保護者様も少し不安になられたようで、プレキッズイベントの帰り際に
「こんなんで、うちの子4月から大丈夫でしょうか…」と質問されていました。

その保護者様に自分はこう答えました。
「大丈夫です!お任せください!!」
「きっと1年後は今と全く違うお子様の姿をお見せできますよ!」

…こうは言ってみたものの、内心「大丈夫かな…」と全く不安がなかったかと言えば…
全くありませんでした!

なぜなら、自分たちには、将来子ども達にこうなってほしいという願いのこもった
「ほめて みとめて はげまして」
~やる気を育て、自分で考え行動し、責任が持てる子どもを育てる~
という素晴らしい保育理念があるからです!

きっと、この保育理念のもとワオキッズで育った子ども達は、自己肯定感が高く、自分に自信を持って、どんなことにも意欲的に挑戦したり、最後まで諦めない心を持ち、そして物事に主体的に取組み、決断力や責任感を持った大人になっていくことでしょう。

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上手くいかなくたってチャレンジすることが大事なんだ!

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最後まで諦めなければ、僕たちならきっとできる!

そして、そんな大人になっていくには、言わずもがな僕たちの日々の関わりがとても重要になってきます。
僕たちの子どもへの関わり方一つで、大きくそれが影響されると言っても過言ではありません。

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結果だけでなく、努力している過程を褒めて認める。

保育理念を実践していく中で、僕たちは
ただできたこと(結果)だけほめてみとめたり、「100点取ってすごいね!」
誰かと比較してほめたり、「この中で○○ちゃんが1番よくできてるよ!」
条件付きの励まし方をしたり、「これができたたら次やっていいよ」
なんてことは絶対致しません!

「100点を取らないとほめてもらえないんだ…」
そう感じてしまうと、80点取ったら言えなくなってしまいます。
「○○ちゃんよりよくできるんだ」
○○ちゃんよりできてないと感じた時、自分に自信が持てなくなります。
「これができないと次にいけないんだ…」
本来の目的を見失い、それをすることが目的になってしまいます。

と、まあ保育理念について語ると、あと120万字ほど必要になってくるので、ここでは割愛しますが、
僕たちはこのような理念を掲げ、常にそれを念頭に置き、日々保育に当たっております。
だからこそ、安心していただいて大丈夫なのです。


話を元に戻しましょう。
1年前のプレキッズイベントでAちゃんの様子を見たその瞬間、僕たちの中で「いつかAちゃんが、お友達と遊ぶことが楽しい!と思えるようにしてあげたい!」「何かに挑戦してやってよかった!という気持ちになってもらいたい!」という思いがふつふつと湧いてきたのです。

そして、Aちゃんが4月にやってきた時に、自分たちがやったことは、「Aちゃんの思いを受け止める」ということでした。
まずは、Aちゃんがどんな気持ちで、どんな考えなのかを推し量ることから始めていきました。

「そうなんだね!そう思ってたんだね」 「そう思ってくれたことが先生はうれしいよ!」
Aちゃんの思いを受け止め、代弁し気持ちに共感していくことで、少しずつ自分たちに安心感を抱くようになってくれ、静かな遊びをしている時に「先生、いっしょにやろう…」と誘ってくれるようになりました。
Aちゃんにとっても、自分にとっても大きな一歩です!

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子どもが自分たちに安心感を抱いてくれるよう関係性を築きます。

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子どもの気持ちや考え方を一番に尊重します。

それからは自分といっしょに遊ぶことは増えていったのですが、他のお友達との交流はなかなか見られませんでした。
そして何日か経ったある日、自分が他のお友達のやっているフラフープを応援している時、Aちゃんが横に来て一言こう言いました。
「私もやってみたい…」

それを聞いた瞬間、「いいよ、いいよ!いっしょにやろう!」と大きな声でAちゃんの手を握っていました。
「じゃ、やってみようか!」といっしょにやってみたのですが、初めての体験で全くうまく回せません。
「いいんだよ、やってみようって思ったことがすごいんだから!」
「上手く回せなくったって、先生は応援してるから大丈夫だよ!」

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「やってみよう!」と思えたことが素晴らしい!

それでもAちゃんは、小学校から戻ってくると毎日毎日フラフープの練習をしていました。
しばらくすると、いっしょの時間に戻ってきた1年生のBちゃんが「やり方おしえてあげるよ!」
と、Aちゃんに教えてくれるようになりました。

そんな日が続いたある日のこと。
送迎から戻ってきた自分に、Aちゃんがすごい勢いでやってきて「先生、見て、見て!!」と運動スペースの方に手を引っ張っていきます。もう片方の手にはフラフープがしっかりと握られています。

「先生、見ててね、行くよ!」そう言って勢いよくフラフープを回すと、1周、2周、3周ときれいな弧を描きAちゃんの体を回っていました。その横には、祈るように見つめるBちゃんもいます。

「やったぁー!できたー!!」
回し終わった後、自分とAちゃん、Bちゃんの3人でハイタッチし、喜びを分かち合いました。
「ね、ね、回せるようになったでしょ!」そう言ったAちゃんの目は今までで一番キラキラと輝いていました。
「Bちゃん、ずっと教えてくれてありがとう!」
Bちゃんも自分のことのように喜び「うん、うん」!と大きく頷いていました。

「Aちゃんが絶対回せるようになりたいって最後まで諦めなかったからだよ!」
「何度、失敗してもチャレンジし続けた姿は素晴らしかったよ!」
自分たちはただ「できた」という結果だけを褒めて認めるのではなく、そこまでがんばろうと努力し続けた過程を褒めて認めていきます。

今まで引っ込み思案で、運動が苦手だったAちゃんが変わった瞬間でした。
お友達といっしょに遊ぶことの楽しさや、挑戦することの素晴らしさを実感できたのではないでしょうか。

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きっとこの先、どんな困難があったとしてもチャレンジすることを忘れないでしょう。

それからのAちゃんはというと、あれほど苦手だったドッジボールも今では誰よりも早く「やろう、やろう!」とみんなに声をかけてくれ、おやつの時はみんなの前にでて「いただきます!」を元気よくやってくれる姿があります。

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子どもの成長を実感できる喜びはここにあります!

子どもは、1日で劇的に成長することはありません。1日1日の積み重ねで一歩ずつ成長していくのだと思います。
そこで、何を見て、何を感じ、どうしようと思ったのか、
大切なのは、自分たちがどれだけ子どもの成長のチャンスを見逃さず、子ども一人ひとりに合った適切な働きかけを行っていくかだと思います。
子どもの思いを受け止め、自分たち保育者の願いを返していく。
そんな保育を心掛けてこれからも実践し、未来ある子どもたちの成長に繋げていきたいと思います。

さあ、来週はいよいよ第1回目のプレキッズイベントが開催されます!
今年はどんな子ども達が来るのか、その子のどんな未来を描いてあげられるか、想像するだけで今からドキドキワクワクが止まりません!

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ワオキッズの素敵な仲間たちがみんなを待ってます!




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★ダブルダッチ★

こんにちは。
ワオキッズ上末吉園です。(^-^)/


ワオキッズでは、年に2回の夏冬のキャンプとは別に、2ヶ月に1回土曜日や日曜日を利用してイベントを行っております。

イベントと言っても、ただ子ども達を楽しませればいいのかと言えばそうではなく、「ほめて・みとめて・はげまして」~やる気を育て、自分で考え行動し、責任が持てる子どもを育てる~というワオキッズの保育理念のもと、今の子ども達の課題や状況を把握した上でねらいを立てて行っております。

11月のイベントは、センター南園、勝田橋園、梶ヶ谷園、岸根公園、上末吉園と5園合同で
ダブルダッチに挑戦します。

今回のねらいは、

・最後まで諦めない気持ちを育てる。

・自分の気持ちや思いをお友達に伝えることができる。

・お友達の話に耳を傾けることができる。

という3つのねらいを掲げました。

このねらいと今の子ども達の姿を照らし合わせ、ねらいを達成した子ども達の姿を思い浮かべながら「子ども達にこの体験から学んでほしい!」と5つの園で行うことになりました。


今回は、11月イベントに向けてダブルダッチの練習の様子をお伝え致します。

ダブルダッチとは、簡単に言えば大縄跳びの2本バージョンです。2本同時に回る縄をタイミングよく中に入り、リズムよく跳びます。

今まで、縄を1本で回す大縄跳びは何度かやったことがあったのですが、2本同時に回すダブルダッチは初めてということもあり、お手本を見た時から子ども達は、「絶対、無理!」 「こんなの跳べるわけない!」と早くも白旗ムード。

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2本回る縄に早くも圧倒される子ども達…

まずは、ひっかかてもいいから縄の中に跳び込む練習からしました。縄に当たる恐怖心をなくし、跳び込む勇気を子ども達に持ってもらうためです。
跳びこむタイミングを計りながら、先生の「はいっ、はいっ!」という掛け声に合わせて、なんとかこれはクリアー!
みんなひっかかりながらも、おもいっきり縄に跳びこんでいました。

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勇気を振り絞り、縄に跳びこめ!

次は縄を使わず、その場で跳び方の練習や縄に入るタイミングの取り方を先生から教わりました。
「え? そんな素人が教えられるの?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
そんな心配には及びません。なぜなら、なんとワオキッズには、元ダブルダッチ世界2位の先生がいるのです!!(僕じゃないよ)

その先生の熱血指導により跳び方もタイミングもバッチリ!

さぁ、いよいよダブルダッチに挑戦だ!
先生の「はいっ、はいっ!」という掛け声に合わせ、タイミングを取りながら跳びこみます。

しかし、跳びこむことはできたのですが、タイミングがあわず、なかなか縄を跳ぶまでには至りません。

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「2本跳ぶのは難しいー!」

子ども達の応援の声も次第に大きくなっていきました。
「○○くん、がんばれー!」 「次、絶対跳べるよ!」 「今、今、今!」

みんな汗だくになり声を張り上げてお友達を応援しています。
気が付けば全員が縄が回るのに合わせて、「はいっ、はいっ!」と声を出していました。

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みんなの応援の声が背中を押してくれます。

ひっかかってしまったお友達にも、「ドンマイ、ドンマイ!」 「ナイスチャレンジ!」 「次は跳べるよ!」と何人も励ましの言葉をかけていました。
子ども達が「絶対、跳んでやる!」と心が一つになった瞬間でした。

何度ひっかかっても 「あーっ!悔しい!」 「跳べたと思ったのにー!」 「あとちょっとやらせて!」と諦めることなく挑戦する姿に、縄を回す僕たちも 「絶対、成功させてあげたい!」という気持ちが強くなっていきました。

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「絶対、跳ぶぞ――!!」 「おぉ――っ!!」


そして、何度目かのチャレンジで遂に…


見事に縄を跳ぶことができました!

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ついに…

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歓喜の瞬間が…


その瞬間、「やったぁぁー!」 「できたーっ!」 「すげーー!」といった地鳴りのような歓声が沸き上り、みんなでハイタッチを交わしていました。

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みんなでハイタッチ!

「みんなが諦めないで最後まで挑戦したからだよ!」と伝えると、「絶対、跳んでやろうと思った!」 「やってよかった!」 「もっとやりたい!」と更に挑戦しようといった前向きな姿がありました。
諦めないでチャレンジすることの大切さが実感できたのではないでしょうか。

練習終了の時間がきてしまい、跳べなかったお友達もいたのですが、全員が清々しい笑顔でハイタッチや握手を交わしていました。

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先生達とも喜びを分かち合います。

大切なのは、「跳べた」という結果だけじゃない。「跳んでやる!」と最後まで諦めずに挑戦することだということが子ども達に伝わったのではないでしょうか。
だからこそ、跳ぶことができなかったお友達も、充実した気持ちで笑顔でいられたのだと思います。

僕たちワオキッズの先生が大切にしていることを、少しずつでも体験の中から学べるように、子ども達に伝えていきたいと思います。

これからも、子ども達の自信に繋がり、やる気を生み出し、更に挑戦しようという気持ち、挑戦しようとすることで主体性を育んでいけるような保育を心掛けて参ります。


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子ども達の可能性は無限大!!






★サマープログラム★

こんにちは! ワオキッズ上末吉園です (^-^)/

毎月、ご覧いただきありがとうございます!
今回は、上末吉園で夏休みに毎日行われていたサマープログラムについてお伝えします。

「サマープログラムって何?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。サマープログラムとは、長い夏休み子ども達に毎日ドキドキワクワクしながらワオキッズに通ってもらうため夏休みだけの特別なプログラムを行うことを言います。

上末吉園は、「スマイル大運動会」「ドッチビー大会」「デコクッキング」「ストローロケット」「ウォーターサバイバル」「スマイルボーリング」「ミサンガ作り」「スライム大作戦」……とまだまだたくさんの特別プログラムを20個企画し行いました。

今回はその中でも、特にたくさんの子ども達が参加してくれた「かみすえ夏祭り」の様子をお伝えします。
まずは、班のお友達と「かき氷」「スーパーボール」「わたがし」「ポップコーン」の中からどのお店を運営するか話し合って決めます。
さて、子ども達はいったいどんな形で決めていくのでしょう。

4班で何やら動きがありましたよ。
まったく意見が出てこない1年生の女の子に対して、3年生の女の子がこう語りかけてます。
3年生 「何がやりたいか何か意見言って」
1年生 「………」
3年生 「言ってくんなきゃ分かんないんだけど…」
1年生 「…だって…」
しばし沈黙の後、3年生の男の子が話かけます。
3年生 「もしかして、初めてだからどんなのか分かんないんじゃない?そうだよね?」
1年生 「…うん…」
それを聞いた3年生の女の子
3年生 「あ、そういうことか!そうだよね、自分たちは毎年やってるから知ってるけど、1年生は初めてで分かんないよね!」
     「じゃ、順番に教えていくね!まずはかき氷なんだけど…」
1年生の女の子も不安そうな顔から安心した表情に変わりました。困っている1年生に気付いて代弁してくれた3年生男の子、1年生の立場に立って考えてあげられた3年生女の子、相手のことを思いやる気持ちが十分に伝わってきた場面でした。

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「わかんないことがあったらなんでもきいてね!」 とても頼もしい3年生の男の子。

2班でもこんなことがありました。
3年生 「オレはスーパーボール屋さんがやりたい!」
2年生 「僕はかき氷がやりたい!」
さあ、どうやって決めるのか見ものですね。
今までなら確実に「じゃあ、ジャンケンな!」 「多数決で決めよう!」こうなっていました。
しかし、今回は…
3年生 「なんでそれがいいか理由を言ってみて」
2年生 「かき氷を作ったことないから挑戦してみたいと思った…」
3年生 「なるほど!でもどれも初めてだよね」
2年生 「あと…おいしいかき氷を作って、お客さんに喜んでほしいと思った…」
3年生 「あ、それオレも思ってた!」
そこで絶妙なタイミングで3年生女子が
3年生 「じゃ、どっちもいっしょじゃん!」
それを聞いた3年生の男の子
3年生 「理由いっしょだからかき氷でいいよ!」
見事に自分たちだけで話し合い決めることができました。今までならお互いの主張をぶつけ合い、譲り合うことはあまりなかったのですが、なぜそれをやりたいのか自分の思いを伝え、相手の意見を聞き、同じ目標を確認できたことで気持ちの共有が図れたようです。

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「お客さんに喜んでほしい!」 みんなの思いは同じです。

それぞれの班でどのお店をやるか決まったところで、次はポスターの作成です。
ここでもこんな素敵なシーンが…
3年生 「○○ちゃん、絵を描くのが上手だよね!わたがしの絵、描いてもらっていい?」
2年生 「あ、覚えてくれてたんだ、いいよ!」
相手の得意なことを覚えていた3年生の女の子、それを覚えてくれていたことが嬉しかった2年生の女の子。今までワオキッズで共に過ごし、少しずつ関係性が築けたことで相手に対し興味関心が持てるようになりました。

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「わたがしの絵、とても上手だね!」 「ありがとう!」 お互いを認め合う姿も素敵です!

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「お客さん、来てくれるかな…?」 大丈夫!自信持って!

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「安いケロ!」 「うまいケロ!」

お店のポスターが完成した後は、役割分担です。さあ、ここではどうやって折り合いをつけるのでしょう。
まずは、そのお店にどんな仕事が必要か意見を出し合います。
1年生 「いらっしゃいって言う人!」
3年生 「あー、呼び込みね、それいるかも!」
1年生の伝えたいことを3年生が優しくフォローしてくれます。

そして、次は誰が何をやるかです。いつもこういった場面で意見の相違や主張のぶつかり合いがおきます。
今回は2年生の女の子同士で起こりました。
「私は、お金をもらう人をやりたい!計算早いから!」
「私もそれやりたい!算数得意だし!」
自分のやりたいことを伝え、なぜやりたいか理由を説明しました。お互い自分がやりたい気持ちは変わりません。
さぁ、どうする???
「じゃあさ、半分ずつやるのってどう?」
「うん、いいよ!」
ありゃりゃ、あっさり決まってしまいました。
子ども達の中に、どうすればいっしょに楽しくやれるかという共通の目的があれば折衷案も出てくるようです。

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「半分交代でレジ係やろう!」 お互いの気持ちが汲み取れるようになりました。

ちょっと気になったので、一人の女の子に聞いてみました。
「なんで、あの時ジャンケンとかにしなかったの?」
すると…
「だって、○○ちゃんも私と同じくらいやりたいんだなーって思ったから。だったら二人でやれないかなーと思って」
どっちかだけがやることができ、一人は悲しい思いをするよりも、相手の思いを理解し、いっしょに気持ちよくできることを優先したようです。
こういった場面でも子ども達の成長を感じることができます。
私たちスタッフは、こういった子ども達の成長を毎日間近で感じられることが喜びであり、やりがいでもあります。

さて、役割分担も終わり、いよいよかみすえ夏祭り当日です。
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女の子は浴衣とワオTシャツで参加してくれました。

それぞれのお店がみんなで力を合わせ、盛り上げます。
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「いらっしゃーい!、おいしいよー」 みんなで声を合わせて呼び込みます。

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「僕は、いちごシロップをかける係だったよね」

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「3年生に教えてもらって、わたがし上手に作れたよ!」

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「あ、お客さんにポイ渡さなきゃ!」 自分の役割をまっとうしようという責任感を感じました。

どのお店も長蛇の列!
…いや、ポップコーン屋さんにはあまりお客が集まっていません。
以前、おやつでポップコーンを出したこともあり、目新しさでかき氷、わたがし、スーパーボール屋さんにお客を持っていかれたようです。
ポップコーン屋さんの子どもたちもテンションとモチベーションが下がってきてるのがはっきりと分かるくらい静かになっています。
さあ、どう立て直すのでしょうか。
2年生 「ぜんぜん売れないんだけど…」
1年生 「呼び込みしても来ないね…」
重い空気がお店を包みます。
3年生 「よし!タイムサービスやろう!」
まさかの提案にみんな驚きの表情を浮かべます。
1年生 「タイム…何それ?」
3年生 「おまけをつけるとか、安くするとかどう?」
2年生 「シロップも自由に自分たちでかけ放題ってのは?」
3年生 「いいね!いいね!」
2年生 「分かりやすいように看板作るのってどう?」
3年生 「それいいじゃん!」
1年生 「僕、今からタイム…ってみんなに言うね!」
2年生 「頼んだっ!」

さっきまでの落ち込みようが嘘みたいに一致団結して、立ち上がりました。
するとどうでしょう。タイムサービスの声をきいたお客さんが「何だ?何だ?」とポップコーン屋さんに少しずつ集まってきました。
「今から5分間だけタイムサービスだよ!」 「一個買うともう一個おまけがついてくるよー」 「チョコレートソース、はちみつ、塩、かけ放題だよー」
「え?そうなの?」 「なんかおもしろそうなことやってる」 「もう一個もらえるんだ!」 「チョコ、めっちゃかけよ!」 
長蛇の列とまではいかないまでも、いつの間にかポップコーン屋さんにも活気が戻ってきました。

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「いらっしゃーーい、タイムサービス始まるよー!」

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「これでお客さんをいっぱい呼ぶぞ!」 ポップコーン屋さんの気持ちが一つになった瞬間でした。

ただ今の現状を嘆いているだけではダメだ!自分たちで知恵を出し合い、今を変えなきゃ!
今までだってこんな時はあった。それをみんなで乗り越えることだってできた!
子ども達の中にそんな思いが去来したのでしょうか。
どんな困難にも最後まで諦めず前向きに取り組むことの大切さを改めて実感できたのではないでしょうか。

最後はこの夏、キャンプに向けてずっと練習してきたダンスを踊って無事かみすえ夏祭りは幕を閉じました。
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「最後はみんなでレッツダンシング!」 この夏はこれで燃え尽きよう!

最後に片付けをしながら、「めっちゃ楽しかった!」 「また来年もやりたい!」 「今度はかき氷屋さんに挑戦したい!」 「もっと売れる方法思いついた!」 「この班でやれてよかった!」 「次は違うお店を考えたい!」
子ども達は次々と感想を述べてくれました。

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最後はみんな笑顔で 「はい、ワオキッズ!!」

今回のかみすえ夏祭りを通して、子ども達は挑戦しようという勇気と知恵を身に付け自分の決められた役割を全うしようとする責任感や、自分が役に立つ喜びを感じ自分の思いを相手に伝えることや相手のことを思いやることの大切さ仲間と協力することの素晴らしさ最後まで諦めない気持ち、様々なことに気付き、学んだことと思います。
この気付きや学びを実りあるものにするために、スタッフ一丸となり日々の保育の中で子ども達に働きかけていきたいと思います。

ワオキッズでの様々な活動を楽しむ中で、諦めずにやり遂げることにより達成感を味わい、自信を持って行動できるようになる。また、お友達との関わる中で、お互いの思いや考えなどを共有し、共通の目的の実現に向けて行動できるようになる。そして、お友達の様々な考えに触れる中で、自分と異なる考えがあることに気付き自ら判断し行動できるようになる。これからも一歩一歩着実に成長していく子ども達を全力でサポートして参りたいと思います!




 
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