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★サマープログラム★

こんにちは! ワオキッズ上末吉園です (^-^)/

毎月、ご覧いただきありがとうございます!
今回は、上末吉園で夏休みに毎日行われていたサマープログラムについてお伝えします。

「サマープログラムって何?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。サマープログラムとは、長い夏休み子ども達に毎日ドキドキワクワクしながらワオキッズに通ってもらうため夏休みだけの特別なプログラムを行うことを言います。

上末吉園は、「スマイル大運動会」「ドッチビー大会」「デコクッキング」「ストローロケット」「ウォーターサバイバル」「スマイルボーリング」「ミサンガ作り」「スライム大作戦」……とまだまだたくさんの特別プログラムを20個企画し行いました。

今回はその中でも、特にたくさんの子ども達が参加してくれた「かみすえ夏祭り」の様子をお伝えします。
まずは、班のお友達と「かき氷」「スーパーボール」「わたがし」「ポップコーン」の中からどのお店を運営するか話し合って決めます。
さて、子ども達はいったいどんな形で決めていくのでしょう。

4班で何やら動きがありましたよ。
まったく意見が出てこない1年生の女の子に対して、3年生の女の子がこう語りかけてます。
3年生 「何がやりたいか何か意見言って」
1年生 「………」
3年生 「言ってくんなきゃ分かんないんだけど…」
1年生 「…だって…」
しばし沈黙の後、3年生の男の子が話かけます。
3年生 「もしかして、初めてだからどんなのか分かんないんじゃない?そうだよね?」
1年生 「…うん…」
それを聞いた3年生の女の子
3年生 「あ、そういうことか!そうだよね、自分たちは毎年やってるから知ってるけど、1年生は初めてで分かんないよね!」
     「じゃ、順番に教えていくね!まずはかき氷なんだけど…」
1年生の女の子も不安そうな顔から安心した表情に変わりました。困っている1年生に気付いて代弁してくれた3年生男の子、1年生の立場に立って考えてあげられた3年生女の子、相手のことを思いやる気持ちが十分に伝わってきた場面でした。

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「わかんないことがあったらなんでもきいてね!」 とても頼もしい3年生の男の子。

2班でもこんなことがありました。
3年生 「オレはスーパーボール屋さんがやりたい!」
2年生 「僕はかき氷がやりたい!」
さあ、どうやって決めるのか見ものですね。
今までなら確実に「じゃあ、ジャンケンな!」 「多数決で決めよう!」こうなっていました。
しかし、今回は…
3年生 「なんでそれがいいか理由を言ってみて」
2年生 「かき氷を作ったことないから挑戦してみたいと思った…」
3年生 「なるほど!でもどれも初めてだよね」
2年生 「あと…おいしいかき氷を作って、お客さんに喜んでほしいと思った…」
3年生 「あ、それオレも思ってた!」
そこで絶妙なタイミングで3年生女子が
3年生 「じゃ、どっちもいっしょじゃん!」
それを聞いた3年生の男の子
3年生 「理由いっしょだからかき氷でいいよ!」
見事に自分たちだけで話し合い決めることができました。今までならお互いの主張をぶつけ合い、譲り合うことはあまりなかったのですが、なぜそれをやりたいのか自分の思いを伝え、相手の意見を聞き、同じ目標を確認できたことで気持ちの共有が図れたようです。

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「お客さんに喜んでほしい!」 みんなの思いは同じです。

それぞれの班でどのお店をやるか決まったところで、次はポスターの作成です。
ここでもこんな素敵なシーンが…
3年生 「○○ちゃん、絵を描くのが上手だよね!わたがしの絵、描いてもらっていい?」
2年生 「あ、覚えてくれてたんだ、いいよ!」
相手の得意なことを覚えていた3年生の女の子、それを覚えてくれていたことが嬉しかった2年生の女の子。今までワオキッズで共に過ごし、少しずつ関係性が築けたことで相手に対し興味関心が持てるようになりました。

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「わたがしの絵、とても上手だね!」 「ありがとう!」 お互いを認め合う姿も素敵です!

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「お客さん、来てくれるかな…?」 大丈夫!自信持って!

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「安いケロ!」 「うまいケロ!」

お店のポスターが完成した後は、役割分担です。さあ、ここではどうやって折り合いをつけるのでしょう。
まずは、そのお店にどんな仕事が必要か意見を出し合います。
1年生 「いらっしゃいって言う人!」
3年生 「あー、呼び込みね、それいるかも!」
1年生の伝えたいことを3年生が優しくフォローしてくれます。

そして、次は誰が何をやるかです。いつもこういった場面で意見の相違や主張のぶつかり合いがおきます。
今回は2年生の女の子同士で起こりました。
「私は、お金をもらう人をやりたい!計算早いから!」
「私もそれやりたい!算数得意だし!」
自分のやりたいことを伝え、なぜやりたいか理由を説明しました。お互い自分がやりたい気持ちは変わりません。
さぁ、どうする???
「じゃあさ、半分ずつやるのってどう?」
「うん、いいよ!」
ありゃりゃ、あっさり決まってしまいました。
子ども達の中に、どうすればいっしょに楽しくやれるかという共通の目的があれば折衷案も出てくるようです。

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「半分交代でレジ係やろう!」 お互いの気持ちが汲み取れるようになりました。

ちょっと気になったので、一人の女の子に聞いてみました。
「なんで、あの時ジャンケンとかにしなかったの?」
すると…
「だって、○○ちゃんも私と同じくらいやりたいんだなーって思ったから。だったら二人でやれないかなーと思って」
どっちかだけがやることができ、一人は悲しい思いをするよりも、相手の思いを理解し、いっしょに気持ちよくできることを優先したようです。
こういった場面でも子ども達の成長を感じることができます。
私たちスタッフは、こういった子ども達の成長を毎日間近で感じられることが喜びであり、やりがいでもあります。

さて、役割分担も終わり、いよいよかみすえ夏祭り当日です。
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女の子は浴衣とワオTシャツで参加してくれました。

それぞれのお店がみんなで力を合わせ、盛り上げます。
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「いらっしゃーい!、おいしいよー」 みんなで声を合わせて呼び込みます。

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「僕は、いちごシロップをかける係だったよね」

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「3年生に教えてもらって、わたがし上手に作れたよ!」

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「あ、お客さんにポイ渡さなきゃ!」 自分の役割をまっとうしようという責任感を感じました。

どのお店も長蛇の列!
…いや、ポップコーン屋さんにはあまりお客が集まっていません。
以前、おやつでポップコーンを出したこともあり、目新しさでかき氷、わたがし、スーパーボール屋さんにお客を持っていかれたようです。
ポップコーン屋さんの子どもたちもテンションとモチベーションが下がってきてるのがはっきりと分かるくらい静かになっています。
さあ、どう立て直すのでしょうか。
2年生 「ぜんぜん売れないんだけど…」
1年生 「呼び込みしても来ないね…」
重い空気がお店を包みます。
3年生 「よし!タイムサービスやろう!」
まさかの提案にみんな驚きの表情を浮かべます。
1年生 「タイム…何それ?」
3年生 「おまけをつけるとか、安くするとかどう?」
2年生 「シロップも自由に自分たちでかけ放題ってのは?」
3年生 「いいね!いいね!」
2年生 「分かりやすいように看板作るのってどう?」
3年生 「それいいじゃん!」
1年生 「僕、今からタイム…ってみんなに言うね!」
2年生 「頼んだっ!」

さっきまでの落ち込みようが嘘みたいに一致団結して、立ち上がりました。
するとどうでしょう。タイムサービスの声をきいたお客さんが「何だ?何だ?」とポップコーン屋さんに少しずつ集まってきました。
「今から5分間だけタイムサービスだよ!」 「一個買うともう一個おまけがついてくるよー」 「チョコレートソース、はちみつ、塩、かけ放題だよー」
「え?そうなの?」 「なんかおもしろそうなことやってる」 「もう一個もらえるんだ!」 「チョコ、めっちゃかけよ!」 
長蛇の列とまではいかないまでも、いつの間にかポップコーン屋さんにも活気が戻ってきました。

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「いらっしゃーーい、タイムサービス始まるよー!」

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「これでお客さんをいっぱい呼ぶぞ!」 ポップコーン屋さんの気持ちが一つになった瞬間でした。

ただ今の現状を嘆いているだけではダメだ!自分たちで知恵を出し合い、今を変えなきゃ!
今までだってこんな時はあった。それをみんなで乗り越えることだってできた!
子ども達の中にそんな思いが去来したのでしょうか。
どんな困難にも最後まで諦めず前向きに取り組むことの大切さを改めて実感できたのではないでしょうか。

最後はこの夏、キャンプに向けてずっと練習してきたダンスを踊って無事かみすえ夏祭りは幕を閉じました。
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「最後はみんなでレッツダンシング!」 この夏はこれで燃え尽きよう!

最後に片付けをしながら、「めっちゃ楽しかった!」 「また来年もやりたい!」 「今度はかき氷屋さんに挑戦したい!」 「もっと売れる方法思いついた!」 「この班でやれてよかった!」 「次は違うお店を考えたい!」
子ども達は次々と感想を述べてくれました。

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最後はみんな笑顔で 「はい、ワオキッズ!!」

今回のかみすえ夏祭りを通して、子ども達は挑戦しようという勇気と知恵を身に付け自分の決められた役割を全うしようとする責任感や、自分が役に立つ喜びを感じ自分の思いを相手に伝えることや相手のことを思いやることの大切さ仲間と協力することの素晴らしさ最後まで諦めない気持ち、様々なことに気付き、学んだことと思います。
この気付きや学びを実りあるものにするために、スタッフ一丸となり日々の保育の中で子ども達に働きかけていきたいと思います。

ワオキッズでの様々な活動を楽しむ中で、諦めずにやり遂げることにより達成感を味わい、自信を持って行動できるようになる。また、お友達との関わる中で、お互いの思いや考えなどを共有し、共通の目的の実現に向けて行動できるようになる。そして、お友達の様々な考えに触れる中で、自分と異なる考えがあることに気付き自ら判断し行動できるようになる。これからも一歩一歩着実に成長していく子ども達を全力でサポートして参りたいと思います!




 
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