あそび検定の軌跡
皆様、お久しぶりの江ヶ崎園です!
はじめましての方はよろしくお願いします!
梅雨も脱し、気温が一気に上がりやすいこの時期。子どもたちは大汗をかきながら日々夏の訪れを感じているようです
さて、昨年の6月の遊び検定から早一年。現在江ヶ崎園では名人カードというものに取り組んでいます
この名人カードを語る前に、まずは子どもたちが検定を通してどのような成長を遂げたかをお伝えしていきたいと思います
江ヶ崎園では恒例行事になりつつある【ワオ会】というものが3月に行われています。
これは保護者様参加型で、子どもたちが日々練習してきた事を発表する一大イベントです!ここで、昨年の6月から遊び検定である【けん玉】【こま】【ジャグリング】に取り組んできた子どもたちが、
『検定で覚えた技を発表したい!』
と練習してきた成果を発表したいということになったのです。
職員が『いいアイディアだね!どのように発表していくのかな?』と問いかけると、
子どもたち自ら『曲を決めたい!』や、
ダンスのチームからは『振り付けを決めていきたい!』と意気揚々に伝えてくれました
ジャグリング発表のグループでは曲を何曲入れるか悩む姿があり、
『一曲だけにして振り付けを完璧にした方がいいかな~』
と不安そうな顔で言っていました。子どもたちの頑張りを間近で見ていたので、
『振り付けもだんだん形になってきたし新曲試してみるのはすごくいいと思うよ!もし間に合わなそうなら今の曲をもっと磨き上げてけばいいんじゃないかな?』と伝えると、、、
『一曲じゃ物足りないよね!』
『初めに選んだ曲がポップだからクールなやつを追加したいよね!』
と、やる気満々に話し合う姿がありました
1曲を完璧にするべきか2曲で盛大にやるかで話が発展していき、
『もし2曲目に不安があるなら、有名な曲で振り付けがついてる曲はどうかな?』や
『ソロやパートごとに分かれて練習すれば発表までには間に合うんじゃないかな?』と
真剣な表情で本番を見据えた話し合いをしていました
そして、これまで子どもたちが真剣に取り組んできたことが形になっていき、
『1曲目はもちろん2曲目も振り付け完ぺきになってきたね!』と伝えると、子どもたちから、
『一度通しでやってみたい!時間もどれくらいかかるか知りたいし!』
と、グループ内から自然と意見がでてきて、更に練習に熱が入るようになってきました
学校から帰ってくると、
『ここはこうだよね?』
『これあったほうがいいよね?』
と、先生から声をかけなくても自ら練習を進めていく姿がありました
そしていよいよ本番・・・
満員御礼、子どもたちの頑張りが花開き、すべてのプログラムが大盛況に!
練習してきたソロパートで技が決まる度に保護者様からは
『おぉ~』『すごい!』
と言った声が相次いで聞こえてきました
全プログラムが終わり、
『終わった~!』とお友だちに抱き着く姿や、
『ちょっと失敗もしちゃったけどやりきったね!』と、はにかんでお友だちと
話す姿から、ほっとした表情と達成感が入り混じった笑みが広がっていました
ワオ会が盛大に幕を閉じた後も、子どもたちの熱は冷めていませんでした・・・
目をキラキラさせながら、、、
『4月は一年生が入ってくるよね?ウェルカムパーティーでミニゲームだけじゃなくて発表もしようよ!』という声が続出!
それに対して周りのお友だちも『せっかく練習してきたしやりたいね!』と同意する姿もありました
ここから一年生への連鎖が始まります・・・
ここまで練習してきた自信とさらに磨きあがった技を堂々と発表する子どもたち!
それを見た一年生は、、、
『おぉ~!』『あれすごいね!』『うんうん!』
と、目をキラキラと輝かせ見入っている様子でした
発表会から1年生と上級生との関わりは良好で、発表から数日後、
『どうやったらいいの?』と1年生が自然と上級生に技を教えてほしいと集まっていく姿がみられました
それに応えるように上級生も『もっとこうした方がうまくいくよ!』と一年生の手を取り親身に教えている姿に嬉しく思いました
今では、冒頭でお伝えした更に難易度の上がった検定【名人カード】の技一つ一つをクリアするために汗を流す姿があります。嬉しい変化もあり、今まで教えてもらっていた1年生が同級生に教える姿や、教えあう姿があり、どんどんうまくなっていく1年生を見た上級生が負けじと検定に取り組んでいる素敵な連鎖が見られます
お伝えしたいことはまだまだたくさんありますが、今現在取り組んでいる名人カードをはじめとする様々な取り組みはまた次回にでもお伝えできたらと思います
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
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