~明日から集中の時間はやめます!~
2021-09-10 Fri 09:25 |
ワオキッズ鴨居園
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ワオキッズ鴨居園のこどもたちの成長を伝えたいと思います♪
ワオキッズでは、毎日30分の“学習の時間”を設けており、学校の宿題が終われば、パパママからの宿題として学習ドリルを行っております。


しかしながら、少し前までは・・・
自分のための勉強と理解し、黙々と取り組む子。
宿題をささっと終わらせて、後は好きな本を読むだけの子。
パパママとのお約束事のドリルには手を付けない子。
そもそも、勉強なんてしたくなーーーい
と遊びだす子。
隣のお友達とずーっとおしゃべりしちゃう子たち。などなど。色々なこどもたちの姿がありました。
こども一人一人に思いや気持ちがあり、それらを否定せずに尊重していくのがワオキッズです。
それでも、やっぱり我々大人は勉強をする大切さや、大人になったときに、自分自身のフィールドが拡がることを知っているので、
なんとか“やらせたくなる”ものですよね・・・


。
でも、自発的に取り組めるまでが非常に難しい( 一一)。
そこでワオキッズ鴨居園では、その一歩として、年明けから、学習の時間を改め、“集中の時間”と銘打ってスタートしました。
内容としては、宿題を終えたら、ドリル。その後に読書。この流れは持ちつつも、
それらが終わったら、自分で取り組める集中できるナニか、をしても良い!というルールです。
このルール改訂を聞いたときに、
『やったー
じゃあ、工作しても良いの
』→『自分が集中できて、お友達の迷惑にならないのであれば良いよ
』
『じゃあ、歌っても良いの
』→『う~ん、それは皆が気になってしまって、お友達が集中できないから、ごめん
』
などなど、こどもたちとルールを作り上げながら、スタートしました。
運用し始めると、こんなことが・・・!!
今までは、自分がしたい勉強が終えた途端に、トイレに行ったり、お茶を飲みに行ったり、本棚に何回も行ったりと明らかに暇を持て余している男の子。そんな男の子でしたが、集中の時間を取り入れると、『勉強終わったよ!!だからさ、画用紙で剣作っていい
』と目をキラキラさせて先生に確認してくれます。『もちろん、良いよ!あ、でもお友達が集中して勉強できるように、剣が完成しても戦いごっこはしないでよ~(^^♪』と伝えると、『するわけないじゃーん
とっても大きい剣を作るんだから時間が足りないくらいだよ
』
別の女の子は、『塗り絵がしたい
でも、園にある塗り絵じゃあ、簡単すぎてつまんない…
』と相談をしてくれたので、大人向けの塗り絵を取り揃え、いつでも取り掛かれるように環境を作ることができました。もちろん、その女の子は勉強が終えると、その塗り絵を取り組み、30分間の集中の時間を、文字通り集中して過ごす姿がありました。
ただ、私たちの狙いは工作や、塗り絵に集中してもらいたいだけでなく、こどもたち自身で学習意欲を高めることです!!
宿題をパパっと“こなして”いる姿があれば、都度、先生がその子とお話をします。
『う~ん、〇〇君、どうも、急いで宿題を終わらすだけ、になっていると思うんだ。ほら、この問題の答えに0(ゼロ)が2つも足りないよ?』→『あ、バレちゃった?』とばつの悪そうな顔をします。
そんなときは、『先生はいつもみんなのことを応援しているんだ。だから先生たちは〇〇君のことを見ているんだよ。勉強やれよ!がんばれよ!!って言いたいんじゃない。〇〇君を応援したいんだ。何のために勉強するのか一緒に考えてみよう』と伝え、一緒に考え続けました。すぐに自分の言葉で言える子、言えない子、そんな話し合いよりも今すぐに工作がしたい子、様々なこどもがいますが、一人ひとりに合わせてお話をしていきました。
その積み重ねで、勉強=自分の夢や目標を達成するために頑張ること。と言葉で言える子が増えてきました。
自分事として勉強を取り組む子に迷惑を掛けまいと、ルールを理解し、自分も勉強を頑張り出した子。
それでも勉強よりも、工作がしたい!という気持ちがやっぱり勝ってしまい、勉強をおざなりにしてしまう子。
前までは立ち歩いてしまっていたものの、このルールを楽しみ、机の前で座って過ごす子。
などなど。
それでも、運用する前と後とでは、明らかにふざけてしまう子が減り、自分事として集中の時間を過ごそう
とする子が増えました。
そんなこどもたちと過ごしてみて、
今のこどもたちの頑張りであれば、元のルールに戻し、勉強をするための時間として話しても、理解してくれる!と思ったので・・・



そこで、
~明日から集中の時間をやめます!~
と全員に話しました。
えーーーー!なんでーーーー!!!?という反応はなく、『じゃあ、工作は遊びの時間でやれば良いよね。勉強する時間だもんね』とこちらの想定よりも嬉しいリアクションがありました



各々勉強をする大切さを理解してくれたように感じます。
これから本格運用しますが、ここからが大事です。
何よりも努力しているこどもの姿を私たち保育者は見逃さず、ほめて・みとめて・はげまして(ワオキッズの保育理念です)をすることが何よりポイントです。
こどもたちの頑張りを活かすも殺すも、我々大人の何気ない一言だったりします。
こどもたちの頑張る意欲を引き出す仕掛けを作りながら、こどもの頑張り・努力が見えたときには、すかさず“ほめて・みとめて・はげまして”


これを日常で行うのがワオキッズです♪だから、こどもが楽しく、心の成長をしてくれる・・・

職員一丸となって勉強も遊びも意欲を持って取り組めるワオキッズ鴨居園に成長していきます!
ワオキッズでは、毎日30分の“学習の時間”を設けており、学校の宿題が終われば、パパママからの宿題として学習ドリルを行っております。


しかしながら、少し前までは・・・
自分のための勉強と理解し、黙々と取り組む子。
宿題をささっと終わらせて、後は好きな本を読むだけの子。
パパママとのお約束事のドリルには手を付けない子。
そもそも、勉強なんてしたくなーーーい


隣のお友達とずーっとおしゃべりしちゃう子たち。などなど。色々なこどもたちの姿がありました。
こども一人一人に思いや気持ちがあり、それらを否定せずに尊重していくのがワオキッズです。
それでも、やっぱり我々大人は勉強をする大切さや、大人になったときに、自分自身のフィールドが拡がることを知っているので、
なんとか“やらせたくなる”ものですよね・・・




でも、自発的に取り組めるまでが非常に難しい( 一一)。
そこでワオキッズ鴨居園では、その一歩として、年明けから、学習の時間を改め、“集中の時間”と銘打ってスタートしました。
内容としては、宿題を終えたら、ドリル。その後に読書。この流れは持ちつつも、
それらが終わったら、自分で取り組める集中できるナニか、をしても良い!というルールです。
このルール改訂を聞いたときに、
『やったー




『じゃあ、歌っても良いの



などなど、こどもたちとルールを作り上げながら、スタートしました。
運用し始めると、こんなことが・・・!!
今までは、自分がしたい勉強が終えた途端に、トイレに行ったり、お茶を飲みに行ったり、本棚に何回も行ったりと明らかに暇を持て余している男の子。そんな男の子でしたが、集中の時間を取り入れると、『勉強終わったよ!!だからさ、画用紙で剣作っていい



別の女の子は、『塗り絵がしたい


ただ、私たちの狙いは工作や、塗り絵に集中してもらいたいだけでなく、こどもたち自身で学習意欲を高めることです!!
宿題をパパっと“こなして”いる姿があれば、都度、先生がその子とお話をします。
『う~ん、〇〇君、どうも、急いで宿題を終わらすだけ、になっていると思うんだ。ほら、この問題の答えに0(ゼロ)が2つも足りないよ?』→『あ、バレちゃった?』とばつの悪そうな顔をします。
そんなときは、『先生はいつもみんなのことを応援しているんだ。だから先生たちは〇〇君のことを見ているんだよ。勉強やれよ!がんばれよ!!って言いたいんじゃない。〇〇君を応援したいんだ。何のために勉強するのか一緒に考えてみよう』と伝え、一緒に考え続けました。すぐに自分の言葉で言える子、言えない子、そんな話し合いよりも今すぐに工作がしたい子、様々なこどもがいますが、一人ひとりに合わせてお話をしていきました。
その積み重ねで、勉強=自分の夢や目標を達成するために頑張ること。と言葉で言える子が増えてきました。
自分事として勉強を取り組む子に迷惑を掛けまいと、ルールを理解し、自分も勉強を頑張り出した子。
それでも勉強よりも、工作がしたい!という気持ちがやっぱり勝ってしまい、勉強をおざなりにしてしまう子。
前までは立ち歩いてしまっていたものの、このルールを楽しみ、机の前で座って過ごす子。
などなど。
それでも、運用する前と後とでは、明らかにふざけてしまう子が減り、自分事として集中の時間を過ごそう


そんなこどもたちと過ごしてみて、
今のこどもたちの頑張りであれば、元のルールに戻し、勉強をするための時間として話しても、理解してくれる!と思ったので・・・



そこで、
~明日から集中の時間をやめます!~
と全員に話しました。
えーーーー!なんでーーーー!!!?という反応はなく、『じゃあ、工作は遊びの時間でやれば良いよね。勉強する時間だもんね』とこちらの想定よりも嬉しいリアクションがありました




各々勉強をする大切さを理解してくれたように感じます。
これから本格運用しますが、ここからが大事です。
何よりも努力しているこどもの姿を私たち保育者は見逃さず、ほめて・みとめて・はげまして(ワオキッズの保育理念です)をすることが何よりポイントです。
こどもたちの頑張りを活かすも殺すも、我々大人の何気ない一言だったりします。
こどもたちの頑張る意欲を引き出す仕掛けを作りながら、こどもの頑張り・努力が見えたときには、すかさず“ほめて・みとめて・はげまして”



これを日常で行うのがワオキッズです♪だから、こどもが楽しく、心の成長をしてくれる・・・


職員一丸となって勉強も遊びも意欲を持って取り組めるワオキッズ鴨居園に成長していきます!
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